事業所で管理者やサービス提供責任者などを任されたが、最初に躓くのが「スタッフとの関わり方」ではないだろうか?
テレビでも「ゆとり世代」だの「Z世代」などの世代分類をして「今の若者はこのような考えが主流」みたいな世代間の問題を取り上げていますね。
しかしこれは最近始まった話しではなく、私の若いころは「新人類」などと言われ、何を考えているのか理解できない世代とされていました。
ただどの時代でも共通しているのは当の本人が自分たちから言い出したのではなく、マスコミなどが適当に言い出しているということです。
世代間の問題ではない
世代間のギャップなどをテーマにしたニュースや報道、バラエティなどはありますが、実際の業務ではどのように部下やスタッフと関われば良いのか悩んでしまいますよね。
そんな中、私なりの考え方をお話したいと思います。
・縁がない人は、縁がない
どんなに優秀な人や魅力的な人でも自分との縁がなければ離れていくだけです。
・過剰な「期待」は裏切られる
よく「裏切られた…」と嘆いている人は自分が勝手に必要以上に期待をしてしまっている傾向にあります。過剰な期待を持ってしまうと依存的になってしまい反対に利用される場合もあります。
・執着すれば、もっと離れていきます
話しやすかったり、仕事ができたりする人にもっと期待したりしたくなりますが、相手からすると「うざったい」と捉える可能性もあります。
・去る者は追わない
去る者は結果的に去ります。根本的な原因がありそれが解決した場合は残る可能性もありますが私の経験上では結果的に去ります。その時には応援の意味も込めて送り出すのが良いでしょう。
・聞き上手は世代を問わず好かれる
自分の成功例や面白い話しなどで盛り上げるのも一つの技術ですが、話し上手よりも聞き上手の方が好かれます。介護業界でも傾聴と言われていますね。人間は話したい人が多いですので、それを聞いてあげるくらいの方が好かれるのは当たり前の話しです。
・話しやすい人は自分が話し過ぎている可能性あり
前段のように相手が聞き上手だったとすると、自分が話しやすいからと話し過ぎている可能があります。
・同じ精神レベルじゃないと話は伝わらない
どんなに話しても違う精神レベルの人とは関係は深まらないのでお互い時間の無駄になります。精神レベルの低い人にはそのレベルまで自分が合わせて話す内容も変えなくてはいけません。
大事なことは、適度な関係を作っていくことだと思います。
もっといろいろとアイデアや考え方もあると思います。もしあればコメント欄で教えてくだされば幸いです。
この記事へのコメントはありません。