あなたは今、正社員?パート?派遣社員?
介護職の皆さんに未来に向けた賢い働き方を僕なりに解説します

介護界のドンちゃんによる、ドンチャンネルへようこそ!
現在、介護業界の中で派遣社員やパートなどで非正規雇用という形で働いている人も多いと聞きます。
働き方については人それぞれの事情や生活環境があるので一概には言えないのですが、自分勝手な理論で派遣社員を推奨しているブログやサイトも見かけるので、注意が必要です。
間違った情報を信じて損をしてしまうのではなく、あなた自身が正しい知識を得て自分の将来を考える良い機会になればと思います。
僕が大学新卒の頃「バブル崩壊」の真っ只中だった。当然、就職難。そこで流行ったのがフリーターや派遣社員だった。しかし当時は”頑張る”というのが根本にあるのでサラリーマンの給与より多く得ていたんだ。しかし最近のフリーや派遣社員はちょっと目的が違うようだね。特に批判するつもりはないけど。
— 介護界のドンちゃん (@kaigooyaji) 2019年3月29日
Twitterもやっているので是非フォローしてください!ツイートは少なめです。
ということで、この記事では介護職員による未来へ向けた賢い働き方をお話しさせて頂きます。
雇用形態の種類
雇用形態とは企業と従業員が締結する雇用契約の採用種別のことをいいます。
一般的な雇用形態としては、正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パートなどがあげられます。
正社員
労働契約に期間の定めがなく、就業規則や労働契約に所定労働時間がフルタイムである。
直接雇用である。
(一般的な区分)
契約社員(嘱託社員)
雇用期間に定めがありますが、一般的には非正規社員の中でも専門性があったりします。
基本的には正社員と同じくフルタイムでの就業になります。
嘱託社員については、定年退職後に再雇用された場合の雇用形態になります。
(一般的な区分)
※平成25年改正の労働契約法で、有期の雇用契約が反復更新されて5年を超えた場合に、本人の希望により無期雇用に転換できるルールが加わりました。
パート
パートタイマーと言いますが、元をたどれば主婦などの就業時間に限りがある場合(フルタイムで働けない場合)、この雇用形態になります。
この場合、子供が育ち時間のゆとりができた場合など、正社員登用制度などがある企業も多いため、企業選びの時に登用制度があるかなども検討材料としておいた方が良いです。
(一般的な区分)
アルバイト
主に学生や、フリーターと言われる人が多く、パートと違い都合のつく時間帯が様々なことが多いです。
(一般的な区分)
派遣社員
「派遣社員」は、勤務する企業の直接雇用ではなく、派遣元企業(派遣会社)と雇用契約を締結し、派遣先企業で業務を行います。
給与や勤務・労働条件は、派遣元企業によって異なり、派遣社員という同じ雇用形態で机を並べて同じ業務を行っていても、派遣元会社が違えば条件が違うこともあります。
また、非正規雇用の給与については、だいたい時間給で設定されています。ただし同じ時間給でも、通勤費の確認が重要です。直接雇用は別途実費支給、派遣社員は時間給に組み込まれている、ケースが多く見られます。
(一般的な区分)
メリットとデメリット
正規社員と非正規職員のメリットとデメリットとは?
正社員
メリット
デメリット
非正規社員
メリット
デメリット
メリット・デメリットのまとめ
雇用形態というのは、そもそも働く側の人によってメリットであったり、デメリットであったりします。
もし仮に、あなたがミュージシャンやお笑い芸人を目指しながらその生活費の確保が目的であるならば、非正規社員でないと成り立ちませんね。
正規職員のまとめをすると、企業はあなたを重要な職員として雇用し、将来の企業発展及び、将来の自企業を任せられる人材を育成している。
非正規社員のまとめをすると、とても利益率の高く都合の良い職員で、アルバイトやパートさんが多い会社は基本的に潤う。反対に言えば、アルバイトやパートが少ないと、正社員がその役割も請け負うことになるので、過重労働に繋がるのです。
そして、ここでポイントにしたいのが、派遣社員です。
結論から言ってしまうと、「派遣社員」という雇用形態は実は、企業側からしても現代社会においては無駄でしかない事実になるのです。
僕が140文字という制限のなかでツイートしたのが下記になります。
ちょっと違うんだよね。歴史は繰り返されるんだ。特に雇用問題に関しては、不景気になれば失業者が増えて賃金が下がる。過去に何故、介護職の資格を取りに皆んなが行ったのか?雇用、賃金、将来性で行った人も多いや。今は良いかもだけど、また繰り返すよ!
— 介護界のドンちゃん (@kaigooyaji) 2019年3月18日
僕が四年制の大学を卒業するころ、バブル崩壊の真っ只中で、しかも第二次ベビーブーム世代であったので、かなりの就職難であった。
当時、パチンコ業界大手の(マル〇ン社)とかも大卒求人に積極的で友人も数名就職した。
(余談:いまでは重要ポストに就いているのもいる)
その時に流行ったのが、「フリーター」という言葉。
実際に、当時の日本は警備員のバイトでも日勤12,000円、夜勤15,000円と高レベルの時代。
しかも1日に何件も掛け持ちができたので、倍々ゲームで頑張れば収入がかなり高かったんだよ。(バイトの手取りで普通に50万くらい目指せる時代)
なので、正規職員で働く人が、妬ましくなったんだろうね。
次に出た言葉が、「派遣社員」です。
この当時の派遣社員のCMを記憶している人もいると思うが、「キャリアアップ」だったんだ。
他にもあるけど、こういう人らがキャリアアップで派遣になった。
多くの派遣社員は企業の即戦力として活躍し功績を残したのである。
一方で例えば工場生産ラインの作業員なども派遣社員が増えていった。
これはキャリアアップという甘い言葉による目先の収入を増やしたに過ぎなかった。
ようするに、月収が20万円から30万円に増えたということ。
年間120万円の月収はアップしたわけですね。
とても月々の手取りは増えたのですが、先に説明したように非正規職員には賞与はありません。
少なからず賞与が出る正規職員とほぼ年間収入額に違いはないということになります。
これについては、下記の項目で詳しく解説しようと思います。
派遣社員の意外な落とし穴
あくまで雇用形態を選ぶのは自分自身なので、きちんと理解した上で選んだ雇用形態については、僕は否定しません。
ただ、嘘も平気で垂れ流しになっているネット社会で間違った情報で陥れられる事だけは避けたいですよね。
そんな思いを胸にいまこの記事を書いています。
ボーナス(賞与)がない
ボーナスが無い分、毎月の給与を高く設定しているので正社員と変わらずの年収になると考えている人も多いようです。
また景気や企業利益によってボーナスカットという事態もあり得ることです。
これは仕方のないこと。どちらも雇用契約に基づいて企業に従事するわけですから、メリットやデメリットは様々ですね。
ここで景気や企業利益という言葉が出ましたので、その視点から考えてみましょう!
景気低迷に陥った場合、会社としては何をすると思いますか?
景気が悪くなった際に「売上を伸ばせ」とはなりませんが、一番に取り掛かることは賃金値下げではなく、コスト削減から手をつけます。
過去の経験からすると、まずは事務用品や光熱費、消耗品の見直しなど無駄に使われてしまっている経費の見直しをします。
次に、残業の縮小 ⇒ 新規雇用の縮小 ⇒ 不要な資産の売却 ⇒ 現従業員の賃金カット…の順になるかと思いますが、注目して欲しい事は従業員の賃金カットは一番最後の手段となるのです。
派遣社員が経費削減の一番手
ここでまた新たなことで、賃金カットにも順序があるのは分かりますか?
1.残業や休日出勤などの削減
2.賞与の少々のカット
3.派遣社員の契約打ち切り
4.パート職員の時間削減
5.賞与の完全カット
6.人員削減
5番に達する頃にはかなり経営的に悪化してしまった状態であり、大量に正社員が離れていく事も考えられますが、経営者(陣)の姿勢や説明で残る社員も多くいます。
パート職員に対しても、時間の削減はするものの解雇をするような事はなるべく避けるのです。
ここの注目するべき点は、3番目の派遣社員の契約打ち切りです。
雇用形態の中で、直接雇用でない派遣社員は、企業側として一番人件費が高額ということはご存知だろうか?
もし派遣社員の時給が1,200円もらっているとしたなら、企業は派遣会社へ2,400円を支払っています。(契約時の条件にもよります)
もし時給1,400円をもらっているとしたら、企業は時給2,800円を支払っているのです。
だとすると?
そうですよね。無駄な人件費は早めに打ち切るのは当たり前です。
1人の経費で、2人を雇えるのですから。
ではなぜ、企業は派遣社員を利用するのか?
それは、求人への経費や、雇用に対する経費や労費の削減になる事と、不必要になった際には打ち切りができるメリットがあるからです。
「まぁその会社が終わっても次があるし関係ないね!」
よく派遣社員を勧めている人はこんな事を言う人が多いですが、、、
この考えこそがとても危険なのです!
【重要】社会全体が不景気になった場合はどうか?
ここが一番考えなくてはいけなく、知らなくてはいけない事実なのです。
①一般的に各人の給与(収入)が減ります。
②世帯収入(ご主人の収入)が減ります。
③雇用が減ります。(求人も減ります)
④失業者が増えます。
⑤人材が必要にな企業に応募が殺到します。
⑥雇用が容易になり、良い人材を選べるようになります。
結果、雇用コストが高い派遣社員の需要がなくなります。
もちろん人材不足で利用者さんが減ることは無いでしょう。
しかし、いま現在で介護士資格を保有していて働いていない人が約同数いるとの統計が出ています。
世帯収入が減った場合、専業主婦でいる人もパートに出て少しでも世帯収入を増やさなくてはいけなくなります。
一般企業は求人がありません。
新たに介護士資格を取りに行く人も増えます。
結果、人材は充足していきます。
ちょっと違うんだよね。歴史は繰り返されるんだ。特に雇用問題に関しては、不景気になれば失業者が増えて賃金が下がる。過去に何故、介護職の資格を取りに皆んなが行ったのか?雇用、賃金、将来性で行った人も多いや。今は良いかもだけど、また繰り返すよ!
— 介護界のドンちゃん (@kaigooyaji) 2019年3月18日
今の状況が人材不足という事で派遣会社を利用するだけの求人数があるから成り立つのですが、社会全体の景気が下がり求人が減った場合、当然人材派遣という業種にも影響が及ぼします。
仕事が無い場合、当然給与は発生しません。
もしあなたが、仕事の依頼が無い派遣会社の職員だったとするならば、どうしますか?
他の求人を探しますよね。
そもそも、人材派遣という契約のもとで依頼をしているだけであり従業員への保障や処遇に関しては派遣会社がするべきこと。
それは当然のことであり、企業側は直接雇用をしている正社員やパート、アルバイトを大事にする責任があるのです。
人材紹介会社には絶対に頼るな!
人材派遣の会社というのは、人材紹介というのも行なっている。これも気をつけなければいけない。
無料の転職サイトなどに軽い気持ちで登録をすると、「転職のお手伝いをさせてください」と電話やメールが来ることになりますが、それが人材紹介に繋がっています。
「よろしくお願いします」なんて答えると、あなたの情報が登録してある企業へ一斉にファックスやメール、電話などで案内されます。
そして紹介希望の企業から数社をピックアップして面接の段取りをすることになりますが、面接後に内定が決まり入社すると、紹介料を企業が紹介会社へ支払うことになる。
ビジネスだからそれは仕方のないことなんだけど、だいたいいくら位の経費がかかるかを知っておいた方が良いですね。
正社員の場合、年収の20%~30%になります。多いのが25%です。
もし仮にあなたが300万円の年収を希望したとしましょう。
300万円 x 25% = 75万円
入社とともに企業は紹介会社へ75万円を支払うことになるのです。
以前に実際にあった話しですが、紹介会社を通じて面接をした際に、「御社の事はよく知っています。いつも前を通ってますし…」と言われるのですが、それなら紹介会社などは通さずに、直接応募をしてくれれば良かったのに…となるわけです。
また雇用される職員の方はこういうシステムを知らずに応募しているので、気軽に体験入社のような気持ちで入社をする人もいます。
上記は過去2年間で実際にあった事例ですが、どう思いますか?
働き方改革や処遇の充実を叫ぶ人は多く、それも悪くないとは思いますが、上記の例でいえば実際にどういう意識で今の社会が動いているのか心配にもなります。
また、いま現在では雇用問題によるブラック企業などと焦点を当てられていますが、実は働く側の意識が低いブラック社員なども今後は問題化されていくことになると思います。
転職を斡旋する(勧める)サイトやブログをよく拝見します。
あれはアフィリエイトと言って、紹介会社や派遣業者への無料登録をさせて収益を得ています。
過剰に派遣や無駄な転職を煽り立てて登録させて収益を得る。
という事は、いまの仕事で悩んでいる人に嘘を並べ立て、紹介料をくすみ取る。
ようするに、何も知らない人(弱者)に群がるハイエナのようなものだということ。
言い方がとても悪くなってしまった事については謝罪しますが、知っておかないと、あなた自身が金儲けのターゲットになっているという事を知っておいた方が良いと思います。
時代は必ず繰り返す!
日本において終戦後から遡ると、様々な経済の変化がありました。
高度経済成長を経てバブル期へ突入し国民のほとんどが当時、お金は使うもの、土地は上がり続けるものと信じ込みマンションや土地を購入し、また価値が上がり、また買い…そしてバブル崩壊。
これは若い人でも知っている日本における一番(と言っても過言ではない)の不況への突入になります。
バブル崩壊後の日本は長く暗いトンネルに放り込まれた状態であったのは間違いない。
そこで、先に話したように、フリーターや派遣社員という業態が生まれたのです。
それは当時の働くという意識がたくさん頑張って、たくさん稼いで、人より良い生活をする為であったのです。
しかし、長く長く続く不景気の影響で、世間を騒がせましたが日産社のゴーン氏によるリストラ(その意味は人材削減)です。
これは、当時の経済状況の中では仕方のなかったことだと思います。
実際に友人の父親がリストラにあったとか普通に話される時代であった。
ただ、そこには早期退職を募るという救済措置もあったのが事実なんだ。それは、普通に60歳まで働くよりも早期に退職してくれるなら退職金を1.5倍支給するので手を挙げてくれる人はいないか?と呼びかけたのもあります。
リストラって、企業側も苦肉の策であったという意識でこれまで一緒に頑張ってきた同志に対するものなので、それを言う部長クラスの人もかなりの精神的ダメージはあったと思います。
部下を切るくらいなら自分がと言った人も多いと思います。
そういう熱い思いがあったのです。
そしてITバブルが到来しました。
パソコン普及とネット環境の充実などで2000年を迎える頃に2000年問題などが囁かれ、急激な発展をしていた中国が重要な電子機器に必要なコネクタ材料(銅など)を湖に沈めているという噂があり貴金属の相場が激高したのもこの時代。
しかし、それ程の打撃はなく、逆に隠れて在庫を抱えた業者(ここではトヨタ社の看板方式の発注方法の闇)というのがあり、下請け業者は在庫を抱えてしまう事態となった。
いわゆるITバブルの崩壊だ!
またここで雇用問題について、問題化されていった。
ここまでくると国民も意識が変わり、少ない収入(支出)の中でどう生きるか。
その中で、牛丼業界が価格戦争を行なっている(パパのアイドルランチだね)さなかに狂牛病問題があり、それも食することができなくなった。
月に1回の外食で子供の楽しみの焼肉も出来なくなったよね。
僕の認識では、その辺からかな。
パパの小遣いは思いっきり制限され、家事を手伝うのが当たり前、みたいな風潮が主流になった。
外で頑張って、景気低迷の中、頑張っていて帰っても、まだ終わらない(くつろげない)生活。
これらが、離婚率の上昇に影響しているのは間違いない(評論家でこれを唱えるのはいないのかな?笑)
その後、リーマンショックによる景気低迷、震災による補償などはあったがそれほどの経済的ダメージはなかったと思う。
そして、いまだよ!
働き方改革も良い!
処遇改善も良い!
上司へのバッシングも良い!
会社や経営者への不満も良い!
だから、あなたは今、何をするべきなの?
決して、転々と転職を繰り返す事ではなく、不満ばかりを募らせてTwitterで愚痴を言うのでなく、昭和のころの高度成長期とまでは言わないけど、頑張るという事に背をそむけたらいけないのではないか?と思います。
正社員を勧める理由
このように社会全体の景気というのは何かあるごとに大きな影響を受けて国民一人一人の生活にも大きく跳ね返ってきます。
これに対して個人の力ではどうしようもなく、なるようになるしかありません。
ただ、そうなった時に一番に契約解除されてしまうのは派遣社員ということは間違いありません。
またアフィリエイトなどの副業を勧めている人も多くいますが、今は好景気(実感はあまりないのですが)なのでネットビジネスも個人レベルで稼げるでしょう。しかし大不況に陥った時、消費率や購買意欲が減るのですからアフィリエイトでの収入も激減する可能性が大きい。
また、人材派遣や紹介会社自体が事業として成り立たなくなりますので、アフィリエイトの広告すら無くなるということです。
なので、自分の5年後や10年後を十分に考えて、どんな状況でも無職・無収入にならないようにしなくてはいけないという事を考えると、正社員という雇用形態が一番良いということです。
年収を考えると正社員が一番高い
パートととしてしか働けない人は仕方ないのですが、目先の時給だけに注目している派遣社員もいると思います。
現在の介護業界においては低賃金とか、いろいろ言われていますが、実際にはどうなんでしょうか?
もしどのような地域であっても、あなたの時給が1,000円を下回っているのなら、今すぐに転職を考えた方が良いのは間違いない。
介護職員初任者研修修了の資格であっても、資格保有者の仕事としてその時給はありえない。
ハローワークでも、もっと良い求人がたくさん出ているので、急いで次の良い職場を選んだ方が無難です。
さて正社員の話しになりますが、求人募集はネットを開いてもたくさん出てきます。
どうですか?いろいろありますよね。
給与面で言えば施設介護、訪問介護の差だけでもかなり違います。
ではここで、僕の管理している訪問介護事業所の収入例をお話ししましょう。
正社員(サ責)
固定支給:260,000円
時間外 :約30,000円
賞与:年2回
処遇改善:年2回
この職員の年収はわかりますか?(後で)
パート(9時~17時)
時給:1,200円(1日7時間)
週5日勤務
この職員は月収が約170,000円
処遇改善:年2回
年収が約2,640,000円
登録ヘルパー
これは訪問介護特有の職種だけど、直行直帰型のヘルパーさんの事です。
基本的にサービス時間以外は自由なので、このスタイルを喜ぶ人は多いのです。
9時から17時の間で30分から90分のサービスを5件から7件対応します。
(※30分サービスは報酬単価が高く、数を回れるので件数が増えても余裕)
月収:約230,000円
処遇改善:年2回
年収が約3,160,000円
(入院など状況によって変化あります)
(注意)
扶養範囲内の職員は除外します。
では正社員(サ責)24歳女性の年収はいくらでしょうか?
平成30年実績:508万円になりました。
これを高いと思うか、安いと思うかはあなた次第です。
彼女に対して僕なりの見解と評価
高校卒業後、すぐに初任者研修の資格を得て無謀とも思えた訪問介護へ飛び込みでパート希望で応募がきました。
面接を行ない、社内的な批判的な反応もありましたが、僕は彼女を採用しました。
彼女は福祉専門学校へ進学しましたが、学校が終わった後や、休日はフルで登録ヘルパーとして仕事に入りました。
若さなりの雑さはありましたが、笑顔と元気良さで利用者さんからの人気は取るようになり、事務的な仕事を任せると淡々とこなす人でした。
その時点で親元を離れ、自分でアパートを借り、自立しました。
彼女は専門学校を卒業と共に介護福祉士の資格も得て、改めて正社員としての希望がありました。
そして、正社員として採用。
若さなりの雑さはあり、約1年以上は正社員として頑張ったと思います。
その頑張りにより、パートのヘルパーさんからも支持を得れるようになり、サービス提供責任者の役職を得られ、今に至ります。
進学で抱えた奨学金の返済ももう終わったと聞き、僕としては喜ばしい限りです。
まとめ
自分の収入を上げるには?
前置きがとても長くなってしまったが、結局のところ貴方の収入を将来的に各段にアップさせるには、事業所(企業内)のトップクラスに自分が入り込むこと。
これが一番の近道なのです。
現代では、何かあればブラック企業と騒ぎ、ホワイト企業を探しているようにも聞こえるが、それも結局のところ転職を煽る人らに誘導されてしまっているという事。
すでに用意されたホワイト企業を探すのはとても大変なことですし、そういう会社は従業員は離職率が低く人員にはあまり困っていないのも事実なんだ。
という事は、紹介業者や派遣も必要ないということ。
しかし人員が多いに越したことはないので、良い人材から応募があったなら受け入れることはしています。
そこで、良い提案をし、良い実績を上げ、効率を上げるようにする。要するに会社の為になるように前向きに全力を尽くすのです。
どの道、現場で全力投球で働いている皆さんなのですから、昇進を目指してみるのも良いと思いますよ。
多少グレーな企業の方が面白い?
またこれも僕の考えで極論にもなりますが、完全なホワイトな企業よりグレーがかった企業を自分が限りなくホワイトに近づけるように仕向けていくというのが、僕の楽しみでもありました。
考えて、実践し、失敗や成功を繰り返し、スタッフの意見を聞き、行なったことが成果につながった時には企業もスタッフもWin-Winの関係になるのですから。
お奨めする介護業態とは?
介護と一言で言ってもいろいろあるのはご存知の通りです。
ではその中で貴方が昇進を目指すにあたり、どの業態に臨むべきなのか?
これも単なる僕の意見にはなるけど、お奨めするのは「訪問介護」です。
そしてできれば、大手ではなく中小企業であること。
というのは、理由があります。
※これについては最後にお話しします。
最終的に考えて自分が目指すのは?
途中で昇進を目指すべきと話しましたが、それも結局のところ最終的にはどこを目指すべきなのか?
と考えると僕が考えるのは、開業することを目標にすれば良いと思う。
ホワイトな企業を作るのも、多くの収入を得るのも、自由な時間を多くするのも、自分次第ですからね。
そこで開業するにあたり一番の近道が先に言った「訪問介護」という業態です。
社会福祉法人や大型施設で一従業員として働いていても、昇進は難しいし経営に口を出すこともできません。出来たとしてもかなりの労力と時間を要することになります。また「独立」なども難しいでしょう。
ならば、訪問介護という業態に今からチャレンジし、対応やシステム等を学び、経営も学ぶことができます。
また訪問介護なので、大きな事業所を必要としないので低コストで事業スタートが可能なのです。
そして他産業と違い、スタッフ数さえいれば利用者さんは増えていきます。
働くにしても僕の調べでは訪問介護が一番高収入です。
(夜勤がなくても)
開業までは個人個人の意識や性格などもあると思うのですが、経営に入り込むくらいの役職まで登りつめてみたらどうでしょう!
大手企業の1従業員も良いですが、中小零細でも上位職に就いた方が格段に収入は違います。これは間違いない事実なのです。
ブロガーになるの?笑
いまTwitterだけでもブログをやっている人が多いです。
とても為になる内容を解説しているブログもあれば、転職斡旋や介護への批判めいた中身の薄い内容で毎日のように更新しているブログもあります。
という僕もこのブログをかなりのマイペースでやっているのですが、意味の無いアフィリエイト広告やコンテンツ料金は一切取る予定はありません。
そう、目的はお金儲けではないということ。
そんな中、新たにお金儲けのブロガーを目指そうという人がいるのならやめておいた方が無難とだけ言っておきます。時間の無駄ですからね。
ご自分の将来に目を向けて、いま何をするべきかを考えて行動する方が必ず自分へ収入として跳ね返りますよ!

Let’s think!
ご注意
今回の内容は僕個人の考えとして発信をしています。
この内容に「賛同」もあれば「反対意見」もあると思います。
もちろんそれが普通です。
いろいろな知識を得て、自分で考えて自分の為に行動をするのが一番良いと思います。
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